「魔女の薬草箱」 西村佑子著
アウトドア関係の出版社 山と渓谷社から 出ている本
ハーブや薬草の実用本ではなく
魔女が用いていたと言われる 処方箋などの
オモシロ 知識の本です
処方箋や エピソードの出典が 明記してあり
胡散臭くない 裏づけのある話
でありながら 学術書ではないので
初心者にも読みやすい
トリビアな魔女と薬草の本
歴史やファンタジー小説が好きな人にも
面白く読める内容

魔女が飛ぶ時に塗る軟膏の処方箋や
以前 大流行した
ヒルデガルド・フォン・ビンゲンの話 等々
興味深いエピソードが いろいろ書かれていたのに
一番 印象的で 心に残っている
… ツアーのコースは彼女が住む家の裏山である。 道端に生えている草を見せて、その効用を聞かせてくれる。
「魔女薬草箱」5節 最終章 賢い女の薬草
ピッケルさんの薬草巡りに参加して、薬草は何も特別な草ではない。身体によい薬草は身のまわりに生えているのだということを実際に知った。…
確かに 皆のための薬草ならば
身近な植物で あるべき
身近な植物で 癒すことが出来た賢い人
Wise Frau (賢い女)と言われていた女性が
嫉妬や利己心 間違った宗教解釈などから
排斥したのが 魔女狩り
そんなエピソードもも掲載されています。
スイスのバンド ELUVEITIE の曲 ”Omnos” の カバー曲
哀しく 理不尽さに泣ける「魔女」の歌
愛と感謝をこめて
感想 ありがとう 感謝