キノコだと思われてた薔薇の実 Ein Mänlein steht im Walde オペラでも唄われる愛唱歌

毒キノコだけれど、幸運のシンボル

ヤマハ音楽教室の「池の雨」として知られている歌は、ドイツ民謡。
赤いマントに黒い帽子のあの子はだあれ?という謎解き歌。
毒キノコの紅テングタケと思っている人も多いのですが、
正解は、薔薇の実のローズヒップ。
毒と食材になる植物とでは大違いですね。

Ein Männlein steht im Walde
Ganz still und stumm,
Es hat von lauter Purpur
Ein Mäntlein um.
Sagt, wer mag das Männlein sein,
Das da steht im Wald’ allein
Mit dem purpurrothen Mäntelein?

Das Männlein steht im Walde
Auf Einem Bein
Und hat auf seinem Haupte
Schwarz Käpplein klein.Anm. 1
Sagt, wer mag das Männlein sein,
Das da steht im Wald’ allein
Mit dem kleinen schwarzen Käppelein?

gesprochen:

Das Männlein dort auf Einem Bein,
Mit seinem rothen Mäntelein
Und seinem schwarzen Käppelein,
Kann nur die Hagebutte sein!

赤いマントに黒い帽子 森に立っているのはだあれ?
それは、薔薇の実 ( die Hagebutte )。

オペラ「ヘンゼルとグレーテル」の中でも歌われています。
上演はクリスマスの定番ですが、舞台は秋の森です。

👇昔の録画ではあるもののオペラ「ヘンゼルとグレーテルの」DVDの決定版。

10月15日はきのこの日。
謎解き歌の正解は薔薇の実だけれど、
歌詞を読むと赤いキノコの方が
しっくりくるような気もしなくもありません。

皆様に幸運が訪れますように。

愛と感謝をこめて

紅テングタケは毒キノコですが、幸運のシンボルです。

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