日曜の朝は ゴロンと まんまる塩むすび Round Rice-ball 父の手塩

子供の頃 日曜日の朝ごはんは 
父が握った 塩むすび 
三角ではなく まん丸  
それも ゴロンと デカかった 

インスタントラーメンは
父が作ってくれたことしか覚えていなくて
卵入りでした

既に ラーメンは健康によくない 
ジャンクフードなイメージが あったので 
父が 「食うか?」と 言って
作ってくれたのは なんだか 嬉しかったものです 

父のおかずで 一番覚えているのは 
キャベツの卵とじ 

これは 
キャベツのぐちゃぐちゃ と 
センスのない ネーミングでしたが  
キャベツの甘味と しょうゆ味の卵がよくあって  
実は とても美味しかったのです 

父の料理というと 
塩むすびと キャベツの卵とじ 

山菜の下拵えや 栗の皮むき 
面倒な下拵えも 自分から進んでやっていた父 

ご飯炊きも 父の担当 
頼まれて やっていたのではなくて 
自分で 自分の仕事にしていたのです 

今 自分は おむすびを 三角に握るけれど 
たまには まんまる 塩むすびも 
いいかなあ と思う日曜の朝 

まさに 手塩にかけて育てられた  
たくさんの 幸福な想い出 
父と母に感謝 

愛と感謝をこめて

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