伝統行事のジンクス Jinx 主婦や使用人を守る戒めだったのかもしれない

伝統行事の決まり事は いろいろありますね。
やらないとダメ なこともあるし
やってはダメ なこともたくさん。

現代人からしても納得できることもありますが
ええーっ?なんでダメなの?もあります。

お正月は仕事をしてはダメ。
煮炊きをし手はダメ。
お参りのお賽銭以外にお金を使ってはダメ。
掃除、洗濯などはダメ。
元旦はお風呂に入ってはダメだけれど、温泉はOK。
などなど…

腑に落ちない決まり事もあるのですが
昔の家庭の事情、雇用関係を鑑みたら
もしかして
家庭の主婦や使用人を休ませるための方便でもあったのかな
と思いました。

お正月から店を開けるとなると
使用人も休めません。

薪の用意、水汲み 風呂焚き
煮炊きの為に竈に火を入れる
上下水道が完備、家電がある現代の生活からは
実感がわかない 昔の日常生活

蛇口をひねれば水が出る
スイッチ一つでコンロが使える
本当に便利で有難い

正月のお風呂はダメでも温泉は可なのは
昔から温泉利用には、水汲みや風呂焚きの重労働がなかったからでは?

祖母や母が正月2日3日ともなると
バタバタと掃除や洗濯をすると
祖父は「せんでもええ」と言っていました。
神さまを盾に「休め」ということです。

年中行事のタブーは、昔の家事労働では重労働だったものも多いです。
神様に休んで頂くというよりも
下働きの人たちが 堂々と休む方便だったのかと思います。

やってはダメな縁起の悪いジンクスの裏に、
弱い立場の人を守る理由もあったのかな?
と思った正月のNG行動。

やっぱり
神様はいるなあ 
と思います。

神さまの言う通り
神の思召し

愛と感謝をこめて

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