愛しい人よ さあ 薔薇を見に行こう
Mignonne, asllons voir si la rose
薔薇を歌った詩が
いくつもあるロンサールの詩で
一番有名な詩はでは ないでしょうか?
この詩が愛されているから
愛らしい色合いの薔薇の名前に選ばれたのかもしれませんね。
この詩の訳は
↑ 54ページに 掲載されていますが、日本語訳だけです。
フランス語の朗読は、以下のリンクから聞くことができます。
↑ YouTubeへ 最初に公告が出ます
こちらは古風なメロディの歌です。
↑ YouTubeへ 最初に公告が出ます
このCDはEU圏内では、まだ販売中。
私も持っています。
吟遊詩人、旅芸人など、こんな感じだったのかなあ、と思わせる雰囲気です。

ミニヨンヌ って、かわいい響きの呼びかけですよね。
フランス小説では、読んだことがありますけれど、現代でも 使うのでしょうか?
古臭い可能性もあるけれど、かわいい 愛しい 感じがする呼びかけです。
ドイツ語でも昔は使ってた、文学作品上存在する言葉は、あります。
なにしろ、ロンサールは16世紀の人。
むかし 昔の詩
それでも 色褪せない
愛され続ける 薔薇の詩人
愛と感謝をこめて


感想 ありがとう 感謝
コメント一覧 (2件)
ピエール・ド・ロンサールは、本当に愛らしい薔薇ですね。
ロンサールの詩に歌われる女性をイメージしたのでしょうか。
ピエール・ド・ロンサールが薔薇の名前になって、本家本元のロンサールの詩もリバイバルした感があります。
花の名前も由来やストーリーがあるものは、印象深く思います。
メロディも古風でシンプル、一度聞くとついつい口ずさみたくなる歌です。
A.アトリーは大好きな作家。「時の旅人」も好きな作品なので、Barbieさんも読んでくれて嬉しいです。
ピエール・ド・ロンサール
オールドローズのような花は、どこから見ても可愛い
この愛らしい薔薇が、男性の名前だったというのは、意外でした。
愛しい人よ さあ 薔薇を見に行こう…
という詩は、カッサンドルへの恋をうたった詩で、有名で、非常に人気の高かったんですね。
そして、スコットランド女王だったメアリー・スチュワートが、幽閉されている間、ロンサールのこの詩を口ずさんでフランスで暮らした若き日を懐かしんでいたと…知りました。
えっ〜、りうさんに紹介されて読んだ「時の旅人」の悲劇の女王ですよね!
愛され続ける薔薇の詩人…と、世界中に愛される薔薇…
ピエール・ド・ロンサールに、まつわるお話、深〜いですね。