「小さいおばけ」プロイスラー作
Die kleine Gespenst -Otfried Preußler
小さいおばけ が
日に当たって 真っ黒になってしまった体を
10月の月みたいに 真っ白に戻すために
子どもたちと奮闘する話
この話の中で スウェーデン人の将軍が登場するのですが
スウェーデンは現代でも遠いのに
かつてはドイツの南部まで侵攻してきた歴史があり
それが お祭りの登場人物にまでなっています
以前違う街に住んでいた頃
そこにも
スウェーデン軍の侵攻を免れた城がありました
スウェーデン軍 恐るべし
お化けの話だけれど
怖くない
手のかかる子供みたいな おばけちゃん
怪談とか お化け は
日本では夏の定番ですが
欧米のお化けシーズンは 秋
ハロウィンは 10月31日
翌日11月1日は 万聖節 という
「聖人と死者の日」
日本のお盆のような日で お墓参りの日
お花屋さんには お墓参り用のアレンジが並びます
日が短くなり 暖炉の周りに皆が集まって
お話を聞く そんな季節
愛と感謝をこめて
やまなし 宮沢賢治 透き通る水底の美しい幻燈
ひんやりとした秋の水底の心が温まる話。
感想 ありがとう 感謝