汽車の音が聞こえる所が広い世間 Railway 父が家を持った場所

1872(明治5)年10月14日に、日本初の鉄道が新橋・横浜間に開業。
2022年10月14日は、鉄道開業150年でした。

汽車というと、父がいつも
「汽車の音が聞こえる所が広い世間」と言っていました。

今の実家も田舎ではあるものの昔から鉄道駅があり、
夜には列車の通る音が聞こえます。
山奥から鉄道駅のある場所に引っ越した夜に
「俺もやっと汽車の音が聞こえる場所に来た」と
父はしみじみと母に言ったそうです。

小説「夜汽車」を原作した映画にも
汽車の音が聞こえる場所にこだわったセリフがあったような覚えがあります。
父だけでなく、他の人にとっても「汽車の音」は「文明の音」だったのだなあと思いました。

他の人にも「家は汽車の音が聞こえる」と
立地を自慢されたこともあります。

列車の走る音や汽笛を聞くと
家族のために街で暮らしことにした
父の言葉を思い出します。

愛と感謝をこめて

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