とても美しい 厚い信仰と愛に溢れるお話
「台所のマリアさま」 ルーマー・ゴッデン著
周囲の大人からは
扱い難いと思われていた男の子 9歳のグレゴリーが
ウクライナ出身の お手伝いさんマルタに
いい場所を作ってあげる話です
いい場所とは 彼女が祈りを捧げる場所
そこに なくてはならない マリア様のイコンを
驚くような行動と工夫で コラージュし作り上げます
それも 自分の大切な宝物を 惜しみなく差し出して
子どもだからといって 侮れない
人間力の発揮に 目を瞠ります
繊細な子どもである 彼の精神的な成長も読み応えありますが
妹やマルタ 人間関係の描写に愛が溢れていて
胸がいっぱいになります
お母さんの振る舞いに 自分も振り返ることがありました
一番覚えているのが
グレゴリーと妹が 分不相応な高級宝飾店に出かける場面
子どもなのに 英国紳士な振る舞い!
ハラハラしますが 将来大物になる片鱗を感じさせるシーンです
読んだ人も 幸福な気持ちになる お話
奇しくも 今の情勢と同じ
ウクライナから避難した女性の お話
愛と感謝をこめて
ウクライナ支援 Donation 活動しているのが確実に見える団体
今必要な人にすぐ届けたい、緊急支援金。
星の銀貨 Die Sterntaler XXII Advent Calendar 2021
純粋な心に打たれる「星の銀貨」
感想 ありがとう 感謝