12月4日は 聖バルバラの日
聖バルバラの枝 Barbarazweige という
芽が出ている果樹の枝を部屋に飾る日です。
クリスマスまでに花が咲いたら 翌年は豊作。
若い女の子には 恋占いでした。
男性の名前を1本に1名 全ての枝に書き
誰が一番 相性が良いか 占う
一番最初に 咲いた枝の名の男性が 運命の恋人。

バルバラの枝のことは
「シモンとクリスマスねこ」にも
4日の聖バルバラの日のお話として載っています。
今では一般の家庭では
ほぼ 廃れてしまったクリスマスの習慣
という気がします。
バルバラの枝を飾っているのを見たことありません。
花屋さんでも扱いが ほとんどありません。
クリスマスの装飾としては地味で
商業的にも利が薄いからかもしれません。
花が咲いたら恋が叶う恋占いも
現代女性には響かないエピソード
聖人の奇跡譚は たいてい理不尽な強制による殉教ですが
聖バルバラの伝承も同じです。
1969年にはカトリックの聖人暦からも外され
聖女ですらなくなってしましました。
しかし
忘れてしまうには 惜しい
聖バルバラの枝 Barbarazweige
昔懐かしいロマンチックな習慣。
愛と感謝をこめて
Happy St. Barbara Day !
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