エキゾチックなスパイスがメインロール　Cinnamon Roll　貿易が成り立ってこその欧州名物シナモンロール

コーヒーに合う美味しい菓子パン　シナモンロール。
北欧のソウルフード、と言われているくらいポピュラーな菓子パン。

ドイツ語では　Zimtschnecke（ジムトシュネッケ）や Franzbrötchen（フランツブローツェン）
パン生地やデニッシ生地にシナモンを巻き込んだものです。
フランツブローツェンはハンブルグ名物ですが、
私の町でも買えるパン屋さんがあります。

私の町のパン屋さんで買えるシナモンロールでお気に入りなのは、
Schwedisch Zimtschneke （シュヴェーディッシュ・ジムトシュネッケ）
スウェーデン風シナモンロールです。
修道院のベーカリーが焼いていて、パン生地がもっちりとして美味しい。

買い置きのおやつとして欠かせないのが
スウェーデンの大手パンメーカーのミニシナモンロール Giffllar (ギフラー)
ドイツでは、スーパーにも売っていますが、IKEAのお菓子コーナーにもあります。

地元のパン屋さんのシナモンロールとギフラーは、
同じスウェーデンとはいえ、全く別のシナモンロール。

シナモンロールの主役（Main Role）はシナモン。
欧州外からもたらされる地元の材料ではないけれど、北欧名物のシナモンロール
シナモンは北欧やドイツでは収穫できないスパイスなので、
貿易が成り立ってこその名物ですね。

ヨーロッパの食文化に欠かせないコーヒーも同じく、欧州外からの輸入品。
本当に沢山の人の手を経て、届けられたもの。
感謝して頂きます。

愛と感謝をこめて