祖父母の家では
秋に炬燵やストーブを使い始める日が、決まっていました。
その日が 暖かくても
一応 お徴の火入れ をする
使い始めた跡をつける
後日 炬燵を使い始めたい寒い日に
安心して使えるようにする 前支度
今 調べてみると
炬燵開き 炉開きは
旧暦十月 亥の月 亥の日
2021年は 11月11日
祖父母の家は山里だったので、この時期では遅すぎる
暖房無しでは いられない
亥の日ならよし ということで
早めに火入れしていた と思います。
暦に従う生活は 現代から見ると
縛られているようで なかなか合理的
なにもかも 計画的にしなければ
命取りにさえなる かつての暮らし
季節の備えを
忘れないように 不備のないように
火事や災害を防ぎ
農作業が 滞りなく行なえるように
家族が 健やかに過ごせるように
暦が 教えてくれたのだと思う
今日は 亥の月 亥の子の日
祖母が点けた 徴ばかりの 炬燵の練炭が
それでも 赤く燃えていたのを 覚えている
家族 暮らしを 守る 暦 歳時記
愛と感謝をこめて
元祖 Super Woman スーパーウーマンだった祖母
祖母の愛用のミシンもシンガーでした。
全身全霊で喜ぶ祖母 Grand Mother 玄関に駆けつける嬉しがりや
大袈裟なほどの喜びように照れたけれど、そんなうれしい思い出に喜んでくれて感謝。
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