すずらんはドイツ語で Maiglöckchen(五月の鈴)
真っ白で小さな鈴のような花にぴったりな名前
姿も愛らしく香りも良く 可憐そのもの
だけれど、
根から花、葉も全て毒。
切り花から溶け出した水も毒。
外見と本質の乖離に驚くばかり。
鈴蘭の花瓶の水を飲んで亡くなった例もあるそうです。
花瓶の水を飲むなんて、ありえないと思ったのですが、
ヨーロッパの映画で侵入者が花瓶の水を飲むシーンがありました。
春の味覚 ベアラウフ Bärlach も葉が似ているので、
自生したものを採取する時は鈴蘭と間違えないように
注意が必要なのです。
とても愛らしい花だけれど
それほどまでの毒があると知ると
身近には置くのは、ためらいますね。
フランスではメーデーに贈りあうそうですが、
ドイツではその習慣はないです。
愛と感謝をこめて
ドイツの春野菜 Bärlauch 熊のネギ ニンニク風味の山菜
長年顔見知りながら、今年初めてランデブー。
黄金の塊 Golden Bush ドイツの春を金色に彩る連翹 Forsythia
まだ枯葉色の北国の春に現れる金色の塊
感想 ありがとう 感謝