夏の庶民味 酸っぱい ルバーブ Rhubarb
ドイツ語では、ラバーバー Rhabarber

ドイツでは、日本ほど旬の食材が豊富ではないのですが、
ラバーバーは普通のスーパーにも並ぶ庶民の旬の味覚です。
生では、ただ酸っぱいだけの蕗みたいな感じの野菜なのですが、
砂糖をたっぷり入れて、甘酸っぱさを楽しむもの。
苺とあわせることも多いです。
この時期にはケーキやヨーグルト、デザートに大人気の旬の味覚で
ちょっとした庭がある人は、マイルバーブを育ているくらい。
以前ご近所だった子供の姉弟は、それぞれ自分のルバーブを育てていました。
ドイツで人形劇にもなっている「ぼうしネコ」Katze mit Hut という児童文学にも
旅するルバーブの話が出てきます。
ある日、突然ルバーブに家の周囲を囲まれて、ルバーブ三昧になる話です。
そして時が来れば去る、「ぼうしネコ」シリーズは、ナンセンスなお話が多いのですが、
印象に残っているエピソードで、ルバーブの季節には思い出します。
残念ながら「ぼうしネコ」の本は、日本でもドイツでも絶版になっています。
新作もよいけれど、懐かしい名作が絶版になってしまうのは寂しいですね。
愛と感謝をこめて
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