あかねさす
昼は田賜(たた)ひて
ぬばたまの
夜のいとまに
摘める芹 これ(昼間は役所の仕事で大変忙しかったのだよ。それでも夜に何とか暇をみつけて、やっと摘んできた芹ですぞ。これは!)
ー 葛城王
万葉集遊楽 気楽とんぼ氏
ますらをと
思えるものを
太刀佩きて
可爾波(かには)の
田居(たい)に
芹ぞ摘みける(貴方様は大変えらいお方だと思っておりましたのになんとまあ、立派な刀を腰にさしたまま蟹のように地面を這って、芹を摘んでくださったのですか。それはそれはどうもありがとう)
ー 薩妙観命婦(さつのめうかんみょうぶ)
万葉集遊楽 気楽とんぼ氏
気楽とんぼ氏のブログ 万葉集遊楽より
👇 に詳しい解説があります
万葉集その四十(芹:春の七草) | 万葉集遊楽
万葉時代「春の七草」はまだ定まっていませんでした。
南北朝時代に四辻善成が「河海抄」で七種の草を選んだのが最初で、
その後歌道師範家として名高い冷泉家…
万葉集に とても造詣の深い方のブログで
古典のオンライン講義を 受講している気分になります
毎週金曜日の更新がとても楽しみ
素直でおおらかな万葉の歌が大好きです
愛と感謝をこめて
Nippon の 大福 と Big in Japan
今日は一粒万倍日、天赦日、甲子が重なるトリプル吉日、三大福の日でした(2022年1月11日)
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